なんといっても生活になれなければ話になりません。仕事はその後からついてくるもの。赴任当初は生活に慣れるため単身で会社の寮住まいでした。まず食事は、寮に日本食ができるメイド(Nia=二ア、通称ネーヤ)が旦那さん子供に弟と一緒に住んでいて、お金を渡すだけで買い物から料理まで全てこなしてくれました。弟は、ボーイといって、その他掃除・洗濯など雑用係り。まず、寮に居れば生活に困る事はありませんでした。なんといってもイスラムではご法度の「豚肉料理」まで出てきたのは、後になって思うと大変な驚きです。ご存知の様にイスラム教では、豚肉を食するのは重罪でありまた、故意に食べさせる事ももちろんダメです。日本に来ているイスラム教の人達の一番苦労するところではないでしょうか。日本では特に豚肉そのものでなくても、調味料や油など食品の説明書きを読まない限りわからないものもしばしばです。日本企業に来ているインドネシア人でまず苦労するのは、それを避けて食べること。最初は、企業の昼食で豚肉抜きの弁当をなどと無理なお願いをするのですが、仕出屋さんもそこまでなかなか対応してくれません。受け入れ企業の皆さんは、極力気をつけてあげて欲しいと思います。
さて、インドネシアで豚肉が食べられないという事はなく、もちろん当時から何でも手に入りました。インドネシア料理でおいしかったのは、スープ。特に最近日本でもおなじみの「オックス ティル」「Sop Buntut=ソプ ブントゥット」これは、尻尾のスープでもちろん牛肉です。他に「Sate=サテー」これは、串焼きで、サテーの後に肉をつけると、「Sate ayam=サテー アヤム やきとり」や「Sate kambing=サテー カンビン やぎの串焼き」は、よく食べました。その他、「Nasi goreng=ナシ ゴレン 焼き飯」など。果物は、年中あるのがパパイヤ・スイカ・バナナ・パイナップル。特にパイナップルは、色がだいだい色で非常に甘いものでした。バナナなどは、寮の庭にモンキーバナナの木があって良く取って食べました。もちろん、当時から日本食の店もかなりオープンを始めた頃でしたので、食事に困る事はありませんでした。ということで、次回は「果物」の話をしたいと思います。
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はじめまして、
こんばんは。
楽器製造業に勤めております、ダマと申します。
2年ほど前に、ほんの短期間ではありますが、仕事でスマランに行きました。
自身初めての海外出張でもあり、インドネシアには思い入れがあります。
ブログの記事を拝見して、懐かしいなーと思い出してみたり・・。
記事の更新、楽しみにしています。
はじめまして、
こんばんは。
楽器製造業に勤めております、ダマと申します。
2年ほど前に、ほんの短期間ではありますが、仕事でスマランに行きました。
自身初めての海外出張でもあり、インドネシアには思い入れがあります。
ブログの記事を拝見して、懐かしいなーと思い出してみたり・・。
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コメントありがとうございます。これからも色々な事を綴りますので、是非ご覧下さい。私は中部ジャワは、ジョグジャカルタしか行ったことがないので、スマランについて教えて頂ければと思います。
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